開高悦子のコレクション

作品

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ペットの3Dピクチャー
友人の愛犬“豪左衛門”君の写真を加工して3Dピクチャーに仕立てました。
この豪左衛門君(通称はゴーザ)はスタンダードダックスフンドで
ミニュチュアダックスフンドに比べるとかなり大きなワンちゃんです。
若い頃には、ある有名なペットの本にも載った事がある
血統書付きのワンちゃんです。
今は老犬になって入退院をくり返しており、
飼い主である友人もお世話で大変な毎日です。
彼女を少しでも元気づけようと、
若かった時のゴーザとお庭で写した思い出の写真を加工して
3Dバージョン・豪左衛門の正面写真・ご夫妻の写真を3つ窓にして
デザインしてみました。
お庭の白いテーブルの上でおすまししている豪左衛門
ベロアのような毛並みがご自慢でした。
先日、友人の還暦のお祝いに贈ったところ、
「今まで頂いたプレゼントの中で一番嬉しかった・・・」っと
言って頂き、差し上げた私も幸せになりました。
ペットの3Dピクチャー、まだまだ続きそうです。(悦)

東海道五十三次 蒲原(夜の雪)
歌川 広重画 
3Dピクチャー制作:開高 悦子
 
広重の東海道五十三次の版画の中でも個人的に好きな作品が
この 蒲原(夜の雪)です。
教材としても生徒さんからも人気があり、だれかが何時も
作っている作品です。
講習が終わったところで、今日からスタジオに展示を
始めました。
広重の版画を見て思うことは、どの版画も、
春夏秋冬の四季、雨、雪、月、風、霧などの自然現象、
そして朝・昼・夜の一日の変化を各図に趣向して全体に
変化を与えているところに頭が下がります。
偉人の版画を3Dピクチャーに再構築させて頂くことを
幸せに思うと同時に、江戸時代の版画技術、
絵師、彫り師、刷り師の三者の共同作品が、
平成の世の現代でも伝承されていることを
日本人として誇りに思います。
(絵の解説)
吉原から富士川を船渡しで越し、小池村をすぎて十一.三粁、蒲原へ入る。
この図は画題を「夜の雪」としている。
森々と降る雪の中に、人家も遠山に埋れ、眠っている。
深く積もった道を三人の町の人がふんでいく。
静かな雪の夜に、雪を踏む音がかすかに聞こえる思いがする
広重の全作品中、雪景では最もすぐれた作となっている

<カメオの3Dピクチャー="https://www.3d-picture.com/l
今、私達カリフォルニア会の教室で一番人気のある作品はカメオの3Dピクチャーです。
ブローチや指輪などでおなじみのカメオ柄のプリントを使用し、
3Dピクチャーに仕立て、お洒落なミニフレーム(縦145mm x 横100mm)に入れて額装しております。
小さいので拡大鏡を使い、丁寧に制作しております。
カメオの柄は8種類ありますが、
用紙の処理の仕方、制作、額装までを指導しており、
生徒さん達は夢中になって全種類を3Dピクチャーに仕立て
楽しんでくれています。
昨年は秋の展示会で大作を作ったので、このような小さな作品に
人気が集まるのもうなずけます。
プレゼントにも最適なミニ作品です。
ちょっと面倒ですが、楕円の額での額装もお洒落です。
このカメオの作品は、7月の展示会の時に
東日本大震災復興支援の為のチャリティー作品として
販売させて頂く事になっており、
展示会に出展する講師達は心を込めて制作中です。
“カメオの3Dピクチャー”
ぜひ見て頂きたいミニ作品です。

The Pepper Mill
The Pepper Mill
制作 : 開高 悦子
春が近づいてきたので明るい作品を飾りたくなる
今日この頃です。
この作品「The Pepper Mill」は、イギリスのプリントですが
紙質もよく、立体にすると余計にその良さが強調される気がします。
背景の壁の部分に、別の用紙を使用したので
絵柄を下絵に合わせなくても作りやすくしました。
教材としても人気があり、通販のページでも紹介しております。

3Dピクチャーになった立ち雛
制作:開高 悦子
教材として生徒さんが好んで制作している立ち雛です。
雛祭りが近づいてくると必ず飾る季節限定の
3Dピクチャーです。
誰からも愛されるお雛さまは日本の伝統として
伝えていきたいものです。

干支の羽子板
- 制作:開高 悦子
可愛い干支のグリーティングカードからお正月飾りを作りました。
黒いベッチンと絹の紐を使って純和風仕立てに。
古布の丸紐と羽をどのように配列するかで悩んだ末、
羽子板3個を4段でセットすることに決めました。
どんなレイアウトにするか試行錯誤している時間が
楽しい時間でもあります。
何とか新春に間に合いスタジオに飾る事ができ
教室に花を添えてくれています。
毎年これからこの作品をお正月に飾ると思うと
小作品でも悩んだ末に出来た作品は愛おしく思えます。

赤鼻のトナカイ “ルドルフ”
制 作:開高 悦子
原 画:高木 亮
赤鼻のトナカイ “ルドルフ” の切り絵に出会ったのは
2010年の秋のことです。
その時、瞬時に3Dピクチャーにしたら可愛いだろうな・・・っと
私の頭の中は3Dモード全開になったことを思い出します。
今年(2011秋)の展示会でLEDを入れて “ルドルフ” を発表したところ、
可愛くて可笑しいキャラが大好評でした。
疲れたサンタをおぶって歩くルドルフの目が何とも言えません。
目が全てを物語っているではありませんか!
原画は二人が上の方にあり、余白を生かす構図になっていますが、
私は、星空の瞬きを強調させるために、
ルドルフとサンタの位置を下にしてポジションに変化を付けました。
全体照明をすることで二人の影が雪の上に投影されます。
それこそが私の目指すLEDを組み込んだ
3Dピクチャーの醍醐味なのです。
このLED付きの “ルドルフ” は暗い場所に置くと
灯りの役割も果たしてくれるので
インテリアだけでなく照明にもなります。
産みの親である高木氏に見て頂いたところ、
私の遊びの部分を理解して下さって、
「ワー、赤鼻が光っている~、星がキラキラしていて綺麗!」と
大変喜んで下さいました。
今、3Dになった “ルドルフ” は、高木氏の個展会場に
展示されております。
ポストカードの小さな世界をアレンジする楽しさを
改めて感じた赤鼻のトナカイ “ルドルフ” です。

世界で一番小さな3Dピクチャー
大作を作った後などには、小さくて簡単に出来る物を
作りたくなるものです。
押し花用のキーホルダーのケースに余ったプリントの図柄や
クラフトパンチで抜いたデージーの小花などを3Dにして
みたのは、7〜8年も前のことです。
この小さなキーホルダーをアレンジしたのが
“幸せを運ぶお豆ちゃん”のキーホルダーです。
プレゼント用の小物の3Dピクチャーをアレンジするのも
楽しい仕事になりました。

ご近所のカノンちゃん
制作:開高 悦子
2011年銀座ギャラリーハウスでの展示会で人気のあった
小作品を紹介致します。
ご近所の猫のCanon(カノンちゃん)です。
猫ちゃんの写真を3Dにしたのですが、
8角形の額にいれてベルベット調のマットで額装したところ、
まるで宝石箱に入っているような感じに仕上がりました。
このCanonちゃんは血統書付きのワンダフルなロシアンブルー。
気品があり媚びない猫独特の性格だそうです。
飼い主さんも喜んでくれて、
写真の3Dピクチャー作品、益々楽しくなってきました。
明後日この作品は飼い主さんのところにお嫁に行くので
その前に紹介させて頂きました。

トンボを表現しました
  • 制作&写真 : 開高 悦子  
この作品は、私の撮影した写真を使用して3Dピクチャーに
仕立てた作品です。
シンプルな構図ですが、
トンボの翅の表現に苦心した作品です。
画像を印刷すると翅の部分は光が透過して
背景の葉の色を映すので緑色になってしまいます。
そこで翅を半透明のシートにトレースして、
新たに翅を作って作品にしました。
思ったように出来なくて試行錯誤を繰り返しました。
どこかで妥協しなければいけないのですが・・・
何とかトンボの翅らしくなりました。
蓮池の中では沢山の昆虫が蓮の花の蜜を求めて集まってきます。
このトンボはまるで蓮池の番人のように見えて印象に残った一枚でした。
自分の撮影した画像で3Dピクチャーを作ることは
楽しいことですので、広めていきたいと思っております。(悦)

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