散歩道

日記りすと

更新日2008.01.22 Jan23:45

タンス一棹100円なり

30年の歴史が詰まったタンス
この画像の洋ダンスは私がお嫁入りした時に持参してきたもので
30年も前のものです。
昔のタンスは家具職人さんが一棹一棹丹精込めて作っているので
大変良い出来で愛着もあったのですが、
自宅をリフォームすることになり、仕方なく処分することになりました。
解体するのは忍びなく、誰か欲しい人に差し上げたいと思い
ヤフーのオークションに出店したところ、
100円で落札されてお嫁に行くことになりました。
お対の和ダンスは200円で同じ人が購入してくれることになりました。
ちなみにタンス2本分の運搬費用21000円は相手持ちです。
それでもとてもよい買い物をされたと思います。
30年前でも三点セットで100万円をこえた品物だったので。。。
チェスト(整理ダンス)だけは我が家に残すことにしました。
今日、私は一日かけて中に入っている着物の整理をしたところ、
下に敷いてある新聞紙を見て、思わずその日付に釘付けになりました。
昭和55年の日付でした
昭和55年から今まで何回着物を着たのだろうかと・・・
時代はすっかり着物文化から遠ざかってしまったけど、
タンスを手放すことになり、改めて着物を開いて見てみると
これがなかなかよいではありませんか。
え~~ こんなに着物持っていたんだ。。。
と、あまり着物に興味がなく過ごしてきた自分を振り返り
複雑な心境になってしまいました。
恥ずかしいのですが、私、浴衣一枚自分では着られないのです。
母が色々と作って持たせてくれたのに、
殆ど手を通すこともなくタンスの肥やしにしてしまい、
本当に “親の心子知らず” の親不孝な娘です。
特に家紋が入っている黒留め袖と
美しい日本刺繍が施されている羽織を見た時、
一度も着たところ見せることなく、母を送ってしまった・・・っと
ちょっとセンチになってしまいました。
着物を洋服にリフォームすることが流行っているようなので
機会があれば仕立ててみたいと思うようになりました。
そうすればもう一度あの着物達は生き返るような気がします。
30年もの長い間お世話になったタンスが解体されることなく
次の人に使ってもらえることになり良かった・・・と思うと同時に
フリーマーケットの精神が少し分かったような気がした一日でした。(悦)

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