高木 唯可氏とのコラボレーション

高木 唯可プロフィール

  • 無所属
  • NHK京都文化センター「植物画」講師
  • 京都新聞文化センター「植物画」講師
  • 1984年 京都精華大学造形学部洋画科卒
  • 2001年 第2回池田満寿夫記念芸術賞準入選
  • ‘95~2004年 京都・東京にて毎年個展開催。
  • 2012 第八回大野城版画ビエンナーレ入選
  • 2016 第十回大野城版画ビエンナーレ入選

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透明水彩絵具にボールペンを使用した独自の画法で植物や生き物を描く。
作品の発表はおもに個展。
花、木、虫、蝶々、などとじっくり対面し、ほんの一瞬、垣間見せる
生き物の表情を美しくやさしく包み込み表現できる豊かな感性の持ち主である。
彼女の絵の中からはいつも詩が聞こえてくるようである。
高木 唯可
(出会い)
2002年11月の事です。
銀座にあるカルチャースクールでの講習を終えて、
いつも立ち寄る画廊が気になって入ってみたところ、
水彩画の個展が開催されておりました。高木唯可氏の個展でした。
私は久しぶりに感動する絵に遭遇できた喜びで一杯になりました。
すべての絵からポエムが聞こえてくるのです。
たまたまその時は高木さんが不在でお会いできなかったのですが、
気づいたら私は気に入ったポストカードやカレンダーなどを
かなり買い込んでいました。それほど素敵な絵だったのです。
カレンダーは翌年の2003年のものでしたので毎日のように高木さんの
カレンダーを見つめては、ますますその画風に惚れこんでいきました。
意を決して高木さんに手紙を書き、3Dピクチャーに仕立て発表して良いか
どうかの許可を申し入れましたところ、快いご返事を頂くことができました。
現在カリフォルニア会のオリジナルプリントとして成長し、
全国にファンを増やしている“音楽と言葉”を代表する
Yuka Takagiシリーズは、私の一通の手紙からスタートしたのです。
2004年2月の銀座伊東屋9階ギャラリーで開催した
3Dシャドーボックス・アート展には、はるばる滋賀県から来場くださり
共に喜びを共有できました。
これからも新しいYuka Takagiシリーズのプリントを
プロデュースしていきたいと願っております。