散歩道

日記りすと

更新日2012.02.29 Feb15:16

まちかど雛めぐり(2)

裃雛1000体は圧巻です
まちかど雛めぐりの第二弾です。
上の画像は裃雛(かみしもびな)と言って
江戸時代に庶民の間で広がったお雛様で1000体が展示されています。
“人形の東久”では、一般の人に江戸時代から伝わる
裃雛1000体の他、雛人形のコレクション4000体を公開しており、
福田東久先生は天皇家のおひな様も作られている有名な人形作家です。
NHKの大河ドラマ“篤姫”の中で出てくる雛人形は、
東久先生作であった事を今頃になって知りました。
“人形の東久” 工房
”人形の東久” 工房
登り龍(東久作) 辰年に因んだ金の辰、お見事でした
辰年に因んで登り龍・・・
町の外れにある人形資料館では
江戸時代に飾られていた古今雛が多く展示されていました。
江戸時代のお雛さま(古今雛)
丁寧に作ってあります
市松人形
市松人形
下の画像は昭和45年の大阪万博で展示された親王雛
十二単とお顔の表情がとても美しい素晴らしいお雛さまです。
大阪万博で展示されました
お雛さまの着物は古くなってはいますが、
お人形の一つ一つには魂があるようで、
大切に保存されている事が伺えます。
お人形がその使命を終えて始末する時には、
人形供養祭や流し雛祭りもあり
それも人形の町 “岩槻” の伝統的なお祭り行事となっております。
来年は友人を案内できるようにもう少し町中を散策してみます。(悦)

このページの一番上へ

過去の散歩道